
現在、世界中の劇場が、観客に優れた映画体験を提供するために、オブジェクトベースのイマーシブ・サウンド技術を積極的に導入しています。DTS:Xイマーシブ・サウンドは、音の流動的な動きを正確に伝達し、サウンドオブジェクトを観客の前、後ろ、上、横など、ミキサーが配置した場所に正確に移動させることで、これまで不可能だったサウンドスケープを作り出します。
DTS:X for IABイマーシブ・オーディオとは?
DTS:X for IABイマーシブ・オーディオ・ソリューションは、DTS:Xの再生とSMPTE ST 2098-2イマーシブ・オーディオ・ビットストリーム(IAB)をサポートするイマーシブ・サウンド・システムです。単一の相互運用可能なオーディオ・フォーマットを提供する事により、映画スタジオは、映画制作者の意図通りに、世界中のDTS:Xスクリーンにイマーシブ・オーディオ・コンテンツを効率的に配給することができます。
DTS:X for IABイマーシブ・オーディオの4つの主な利点
- オブジェクトベースのオーディオ技術により、音をより正確に伝えます。
- 柔軟なスピーカー構成により、あらゆる規模の客席に設置可能です。
- 他のイマーシブオーディオシステムと比較して、最大50%のコスト削減が可能です。
- 5.1、7.1、DTS:Xシステムとの下位互換性があります。

柔軟性の高いスピーカー構成1。
DTS:X for IABは映画館客席レイアウトに最適なスピーカー構成を柔軟に設計できます。
- DTS:X for IABイマーシブ・オーディオはベースレイヤー、ハイトレイヤー、トップレイヤーの最大3つのレイヤーに基づいています。
- ベースレイヤーは、一般的な5.1または7.1構成の全スピーカーをカバーします。
- ハイトレイヤーとトップレイヤーは、リスナーの上にあるすべてのスピーカーをカバーし、ハイトエフェクトをサポートします。

2 IABイマーシブ・オーディオ・ソリューションのための強力なDTS:X
GDCイマーシブ・オーディオ・メディア・サーバーは、IABの要件を満たしたDTS:Xデコーダーを内蔵した世界有数のIMBです。
Experience DTS:X for IAB Immersive Audio Cinema Trailer
Partial List of Global Installations

DTS:X for IAB Immersive Audio Sizzle Reel. Featuring More Movies in Theatres Worldwide Than Ever!
1 構成図は参考用です。
2 DTSは天井スピーカーの使用を強く推奨しています。DTSの承認が必要です。